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プチ実験(渦電流で磁粉探傷)の反省

JIS Z 2305:2001「非破壊試験-技術者の資格及び認証」に基づくMTレベル3資格試験の手順書作成問題にヒントを得たプチ実験を先頃レポートしました。レポート中「その1」(→ http://niwatadumi.at.webry.info/200911/article_8.html )で、「先に言ってしまいますが、結論としては?マ…
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ブリードバック法

染色浸透探傷試験をやっていると、決して浸透液の除去不足というわけではないのに現像剤(速乾式スプレー)を適用した直後から指示模様がにじんでしまうことがあります。 そんな時は現像剤塗膜をいったん拭き取ってから再度現像剤を軽く吹き付ける方法があり、拭き取った後溶剤をさっと一塗りする工程が間に入るやり方も含め、テキストでは「ブリードバック…
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渦電流で磁粉探傷してみた(その3)

そんなわけで(前記事参照)スリップオンフランジ内側隅肉の欠陥の作り方は、サンダー等で隅肉を削り落として未溶着部(溶接が届いていないすきま)を現出させればいいのです。 そうしてできた模擬欠陥を浸透探傷で見やすくしたのが前回のヒミツ写真でした。参考までに磁粉探傷での指示模様と一緒に並べてみました。 PTでは線状指示の両端に丸く染…
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渦電流で磁粉探傷してみた(その2)

前記事の続きです。 右図に示す3インチ配管のフランジ溶接部に、当初はいつものようにカッターナイフで切り込みを入れて割れを模擬するつもりでした。けれどもカッターナイフ傷は縁が盛り上がる欠点があります。盛り上がりはヤスリなどで削ればいいのですが、削ればそれだけ深さが失われます。ならばと意地になって深くしようとすればするほど開口幅が広が…
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渦電流で磁粉探傷してみた(その1)

渦(うず)電流とは、導電体を磁界内で動かしたり導電体近傍の磁界を急激に変化させた際に、電磁誘導によって導電体内に生じる渦状の電流です。 電磁誘導は中学校の理科で習った気がしますが、その時は導体としてもっぱらコイルが使われていて、渦(うず)電流そのものは非破壊検査業界に入ってから勉強したように思います。 というのも非破壊検査手法のひと…
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プチ実験・ボルトのMT&PT

久々にプチ実験をしました。 M20のS25C六角ボルトにカッターナイフで傷を入れ、MTとPTを施してみました。MTはヨーク法(分散媒が水のスプレー磁粉)、PTは水洗性です。 指示模様はあわせて7か所、6方向からのパノラマ写真のとおり。 MTの磁極配置はユニバーサルジョイントをぐりっと…
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RUMPES(CIW通信)2009年Autumn号

日本溶接協会の溶接検査認定委員会機関誌 RUMPES(CIW通信)はWEBで公開されているので、CIWに関係のない僕もバックナンバーを含め時に触れ読んでいます。最近公開された2009年Autumn号(Vol.23 No.4)には興味深いページがたくさん掲載されていました。収穫の秋、といったところ。 「読者からのご意見に対するCIW…
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非破壊ブログもお疲れなのです

先日の非破壊ネタ(→ http://niwatadumi.at.webry.info/200909/article_7.html )に対し「お節介なレベル3ですが…」さんから以下のようなコメントを頂戴いたしました。 以下、原文のまま 「水洗性浸透探傷試験の意外な欠点」作成日時 : 2009/09/24 投稿の方へ 水洗性な…
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水洗性浸透探傷試験の意外な欠点

先日定修現場で配管溶接部(as weld=溶接のまま=余盛そのまま)の浸透探傷で割れの有無を検査していた時のエピソード。 浸透液を拭き取る際に、栄進化学製のエアゾール洗浄液R-3M(NT)Specialを溶接部に直接吹き付けて直後に拭き取るという作業をしていたのですが、通りかかった同じプラントで検査工事に携わっていたらしい検査屋さ…
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隣接電流法用治具

磁粉探傷試験用治具をサクッと考えました。隣接電流法用です。磁化電源装置からコネクタでケーブル接続して使えばいいわけです。扱い方は携帯型極間式磁化器(ハンディマグナ)と同じ。 以前「なんちゃって試験片」を使って算出した電流値(→ http://niwatadumi.at.webry.info/200903/article_16.ht…
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プラントの路傍の石

軽石、というと角質化した踵の皮膚を削るあの石を思い出す…というのは女性なのでしょうか。僕は使わないので解りませんが、なぜか我が家にも実家にも存在します。理由は奥さんにも実家の母にも尋ねたことがありません、聞いてはイケナイことのように思えて…。 また、「軽石」で鹿沼土を想起する人は園芸好きな方でしょう。その鹿沼からゴルフを連想するの…
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このインローが目に入らぬか

いや、内角低めのストレートについて語るわけではありません。 たとえばパイプの端部にブラインドフランジのようなフタを溶接しようとする際、管端のみ開先加工してドン付け、というやり方では管の表面とフランジ端面のツラ合わせが困難なので、開先内で仮付け溶接するとか、ストロングバックなどの固定治具を仮付けして材料を拘束することが必要になります…
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ANSI、ASME、JPI、JIS配管フランジ

仕事はすっかり定修モード。事前の作業は大変だけれど、定修に突入してしまえば日々の流れに身を任せるばかりなので、その方が余程楽ですね。 40年前につくられたタンクのノズルを更新する工事をしています。青焼きからコピーを繰り返した図面を、虫メガネ片手に解読していると肩が凝って仕方ないのですが、図面があるだけでも良しとしなければやってられ…
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アクリルって実はすごい

もう1週間前の話で恐縮ではあります…。 先週葛西臨海水族園へ行った際、hiwa嬢にとって印象深かったのは直接触れることができたサメ肌とエイ肌(?)でした。 一方、僕が最も興味をひかれたのはマグロの回遊水槽パネルに使われているアクリルの厚みでした。260ミリのアクリル板。僕の靴のサイズより大きい…。当然のように写真撮影しました。おじさ…
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巨大構造物(仮組み)を見た

新日鉄君津製鐵所を過ぎて富津岬へ向かう埋立地の道路から、岸壁に巨大な構造物を発見しました。ジャンボプールからの帰路寄り道して遠目に写真だけ撮影したのですが、どう見てもこれは橋の仮組みだな…ということで、先程ネット検索したところ、わりと簡単に正体を知ることができました。 東京港臨海大橋(仮称、かな)。(参照;国土交通省 関東地方整備…
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プラントに和の心。

障子紙の用途は、と聞かれれば当然の如く「障子に貼る」とか「照明の笠に使う」あたりに落ち着くのが世間一般の回答でしょう。でもプラントメンテ屋の僕はもう一つの用途を知っています。 それは「気密テストグッズ」。 プラントの熱交換器にはいろいろな種類がありますが、シェル&チューブ式(多管円筒式)熱交を開放した際のチューブの気密試験でよく…
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浸透探傷に関する気に食わない(?)表現

定修を日々綱渡りのように過ごしているさなか、別件で配管フランジの溶剤除去性浸透探傷試験をしました。現像剤をスプレーするのはひと月ぶりでした。でも写真で見てもなかなか良い色具合です…と自分では思うのですが、一緒に作業したもう一人の技術者はどう思ったことでしょう。 こちらの写真はピンホール内から現像剤塗膜に吸い…
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超音波厚さ計と温度補正

定修真っ盛りです。梅雨空のもと合羽を着てプラントを駆け回ると雨で濡れる以上に作業着は汗でびっしょりです。 さて、定修につきものの定点肉厚測定について、普段思っていることがあります。 僕が仕事の上で使用する材料温度計測機器としては、接触温度計と非接触温度計があります。一般に接触温度計の方が高精度ですが、そのしくみはサーミスタや…
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疲労摩耗でいこう

シャフトの軸受け嵌め合い部に発生していた損傷です。回転機屋さんはこのきずを通常「フレーキング」と称します。シャフト側ばかりでなく軸受け側に発生することもあります。でき方は圧着-硬化-剥離という流れが一般的でしょう。疲労摩耗の一形態と考えられます。 発生原因や対策を扱う学問は、トライボロジー (tribology)で、摩擦・摩耗・潤…
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ガス切断ノッチ

鋼板を開先加工するためガス切断すると、主に切断面後半部分に、しばしば写真のようにえぐられたような「ノッチ」と呼ぶ欠陥が発生します。 ガス切断というのは鉄と酸素の化学反応熱を利用した鉄鋼材料切断法の一つで、切断火口から噴出させた予熱炎で鋼材の切断開始部分を発火温度まで加熱し、そこへ切断酸素気流を噴きつけて鉄分を燃焼させ、その熱で鋼材…
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定点肉厚測定の準備(現場調査)

雨上がりの午後、定修工事の一項目である定点肉厚測定の場所を探してプラント内をさまよって汗をかいてしまいました。 機器はともかく配管はP&I図面やスプール図面で追いかけなければならず、僕にとってこのプラントの定修は初めてということもあり、時々プラント内で迷子になります。 そもそもなぜきちんとした位置図が整備されていないのか。それは…
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一般鋼材の応力腐食割れ (?)

見るからに応力腐食割れです。応力腐食割れと言えばステンレス鋼というイメージが強いのですが、写真は磁粉探傷で検出していますからひび割れたモノは強磁性体と推察できます。ついでに言えば一定の幅を真ん中にして両側に亀裂が並んでいますから、溶接熱影響部に発生しているとわかります。 一般鋼材の応力腐食例としては、機関車ボイラーのリベット周辺に…
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フェイズドアレイによる超音波検査

フェイズドアレイによる超音波検査をしています。磁粉探傷試験で検出された表面割れのサイジング中です。僕のブログですから当然非破壊検査の話であり、医療分野のフェイズドアレイではありません。 菱湘製UI25&収束型横波45°のコンポジット探触子を使って端部エコー法もどきにより事前に出したきず深さ(高さ)は2mm前後、最大でも3mm。 …
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SCCの組織写真に似ています

日本列島と日本海溝を示すかのような写真ですが、さにあらず。 ナイタールにてエッチングしたSM材溶接熱影響部の組織写真です。 応力腐食割れと同じような割れが見えます。 何かが粒界(良く識別はできませんが)に偏析し、腐食割れを起こしているようです。 写真中央付近(本州)には割れの子供が見られます。中央上部の大きな偏析部(北海道)…
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胃ガン検診結果を受け取って

非破壊検査の最も基本的な手法は検査員自身が目で見る目視検査です。客観的データを残すためにはカメラで撮影するのが簡便な方法です。けれども配管内部の奥深くや開放できない機器・装置内部など、検査員が入って行けない場所は目で見る代わりに内視鏡-ボア・スコープとかファイバースコープなどの光学機器-を使ってその画像を撮影することになります。 …
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PTでSCC

溶剤除去性染色浸透探傷試験によって検出されたステンレス母材の応力腐食割れです。表面はサンダー掛けしてあります。 以上。 「日本ブログ村」のランキングに参加中。下のバナーを一日一回ポチっとクリックして応援お願いします。  
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水素割れは2種類ある

今日も検査屋です。 化学プラントの検査だからと言って、化学薬品や化学物質などの腐食環境下で発生する欠陥に出合うばかりではありません。 今日はスチーム関連構造物の溶接欠陥に出会いました。もっとも、そう思ったのはもしかしたら僕だけかも知れませんが。 水素ぜい化割れ、という欠陥は、プラント屋的には腐食反応により発生した水素が金属材料…
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菱湘UI25とデート

久々にUI-25と仕事をしました。菱電湘南エレクトロニクス㈱社製のデジタル超音波探傷器(→ http://www.rsec.co.jp/inspection/ui25.html )です。 その日によって温度が異なり、したがってその都度音速を補正する必要のある機器の減肉マップを作るため、垂直探触子で全面を走査します。 厚さが既…
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されどスラグ巻込み

以前溶接部のブローホールをグラインダで研削除去しようとしてハマったことを記事にしました(→ http://niwatadumi.at.webry.info/200706/article_5.html )。今回はスラグ巻込みです。 磁粉探傷にて溶接線上(余盛はスムージングしてあります)に検出しました。長さは3mmほど。 …
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溶接部のレントゲン写真(ブローホール)

何も言いません。 V開先溶接部のレントゲン写真です。 鋼TIGでの裏波溶接初層のブローホールです。 ちょうど欠陥の上にちょっとゴミが付いてましたね。次回からは気をつけます…。 シャーカステンがなかったのでムスメの勉強机の電気スタンドにのっけてデジカメ撮影したのですが、結構見られますね。 先週も同じような文章をつくっ…
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