プラントの路傍の石

軽石、というと角質化した踵の皮膚を削るあの石を思い出す…というのは女性なのでしょうか。僕は使わないので解りませんが、なぜか我が家にも実家にも存在します。理由は奥さんにも実家の母にも尋ねたことがありません、聞いてはイケナイことのように思えて…。

また、「軽石」で鹿沼土を想起する人は園芸好きな方でしょう。その鹿沼からゴルフを連想するのはマンガ好きゴルファー(かざま鋭二さんの「風の大地」)か。

僕は軽石と聞くと火山の爆発などによる多孔質生成物、と極めて科学的な連想(いや、そのままなのか)をします。文系出身者としてあるまじきイメージングです。

画像連想ゲームはさておき、本日の題名に掲げた「石」の件。写真のように軽石っぽいですが、実は火山砕屑物である軽石とは生まれた場所を異にする兄弟で、人工生成物です。
製鉄所の溶鉱炉で溶けた人工のマグマとも言うべき銑鉄が鉱石から還元される際、その副産物として不純物のカタマリができます。これを「高炉スラグ」と称し、それが写真の石の正体です。
鉱石が「鉱」と「石」に分離されたその「石」(のようなもの)がスラグというわけです(「スラッジ」とは別物ですよ)。鉄鋼精製時には似たような副産物があり、紹介するとキリがありません。その副産物がその後どこへ行くかは製鉄所がいろいろ考えています。

「高炉スラグ」が砂利のように敷かれている光景は当然ながら製鉄所の空き地の敷石とか、工場敷地用砕石といったカタチですね。
その砕石で自動車のタイヤがスタックしたり自転車のタイヤがパンクしたり(実話)。
なので、コノヤロウ、といった感のあるイシコロなのですが、小学生に隕石だと言って見せればその気になりそうな不思議な物体なので憎めません。






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