V社製ガスケットNo.6503でガッカリした件

画像V社製ガスケット、 No.6503 ノンアスジョイントシートが過大な締め付け力で破断するお話は、1年ほど前に記事にしました(→ http://niwatadumi.at.webry.info/201206/article_8.html )。本日は全く違う側面からこのガスケットのマズい点を報告しておきます。



画像V社の営業所の方々にはもう少し顧客の立場を見据えた仕事をしていただきたい…と偉そうに書きましたが、発注したのは僕ではなく元請のエンジニアリング会社でした…。というわけで、外野のヤジに過ぎませんけどね。



画像さて、写真を見ればすぐに気付く、シートを丸く切断した際のバリ。こんなに残ってちゃマズイでしょ?

画像外周ならともかく内周は配管内で流体と接触するのです。流体によってバリが取れたら異物混入ということになります。工業用水ならともかく飲料用水や純度の要求されるポリマーとか、センシティブな流体の配管フランジには恐くて使えないですね。もっとも、クリーン配管ではハナから仕様外ですけどね。

フランジ継手ってのはメンテナンス性が良い半面、こうした物理的異物やすき間腐食による化学的生成物が配管の内容物に対して与える影響、それはつまり最終製品の品質にかかわる問題なのだけれど、その肝心な部分での信頼性に不安が残るのです。逆に溶接継手は手軽に内面が確認できません。配管内を見たかったら工業用ビデオスコープを使うとか、小径管であれば放射線検査するとか。
でも考えてみたら溶接部と母材との電位差による腐食生成物もゼロとは断言できませんから、溶接配管だって心配しはじめたらキリがないのか。

それはともかく、こういう欠陥品は納品時にチェックして突き返しましょう。それで現場作業が遅れたとしても、それは自業自得なのです。ああっ!自分のセリフなのに耳がイタイぜ!




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この記事へのコメント

ばふ
2013年05月14日 21:57
今どき、その切断面は駄目でしょ!

つ~か、V社買ってません@ト◯ボ
niwatadumi
2013年05月16日 23:09
ばふ さん、コメントありがとう。
こういうやっつけ作業の営業所もあって、受け取っても何も考えないエンジニアリング会社もあるわけで。

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