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久しぶりにオタク的超音波ネタの匂いのするタイトルです。 先日検査屋さんに必要とされる知識について少し触れました。日本非破壊検査協会では"NDT部門ごと及びそれらのレベルごとに必要とされる一連の知識"たるBOK(Body of knowledge)を公開(→ http://www.soc.nii.ac.jp/jsndi/topics/bok.html )していますが、それを眺めていて懐かしい言葉(?)を発見したので報告します。(まあ、いつもながら大した話にはなりませんから期待しないで下さい。) 「超音波探傷試験に必要とされる一連の知識 <レベル3>」の5.きずの評価 きずの高さの測定 5.10に「有効ビーム幅法」という用語がありました。 きずの高さの測定というのは実は超音波探傷のみならず放射線透過試験も、JISでは明確に規定されておらず(JIS Z 3060-2002では参考として「端部エコー法」が載っていますが)、評価はきずの長さだけで行われていました。ところが破壊力学的にはきずの高さが判らないと強度評価ができません。けれどもこのところの装置のデジタル化や自動化など技術が向上したおかげでそのきず高さもうまいこと測ることができるようになってきたのです。そこで脚光を浴びているのがTOFD法とか探傷情報の視覚映像化(B、Cスコープ)などですが、その詳細はいつか機会があれば。 さて、きずの高さを測定する方法はいろいろ考案されましたが、現場向きだったのが1探触子法でできる「端部エコー法」と「有効ビーム幅法」。どちらも基本的には探触子を前後走査したときの反射波形の変化を凝視していないといけない、瞬きを許さない過酷な方法です。 で、問題の「有効ビーム幅法」ですが、これは別名「指向角法」で察せられるとおり、超音波ビームが中心軸上だけの線状ではなく広がりながら進む(といっても限りなく拡散していくのではなく、魔女のほうきの形をイメージしましょう。教えてくれたのはこのソフト→ http://subal-m45.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_7de7.html )のを利用した方法です。アメリカ石油学会(API)の規格で、多分今でも残っているはずです。しかし日本ではウケなかったようで、NDIのテキストでは見たことがありません。そう、BOKに掲げながら情報は出していないというわけです。 まあ試験片が特殊なので重工会社の検査部門ならともかく巷間の検査会社じゃなかなか手を出せなかったかも知れません。でも今や高さ測定は時代の華。 こっそりと考えていたのが有効ビーム幅法を改良した、集束探触子の向こうを張る「拡散探触子」(2振動子を外向きにしてビームエッジを明確にする)。でもフェイズドアレイにやられちゃいました…。 案の定、まとまらない記事でスミマセン。 下のバナーをひとつクリックすると「日本ブログ村」へジャンプし,同時にランキング投票となりますので,ポチっと応援お願いします。 |
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