袖ヶ浦在住非破壊検査屋

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help リーダーに追加 RSS JFEスチールのデータねつ造

<<   作成日時 : 2008/05/22 20:33   >>

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今朝出がけに新聞受けから取り出した朝刊一面を見てつい記事を読んでしまいました。いつもは見出しだけ眺めてあとは帰宅後なんですけどね。


以下引用 ( http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000001-yom-soci
……………………………………………………………………………………………

「JFEスチール、鋼管の強度試験データを捏造」5月22日3時6分配信 読売新聞



 鉄鋼大手のJFEスチール(本社・東京都千代田区)が、石油パイプラインなどに使われる円筒状鋼管の強度試験のデータを捏造(ねつぞう)していたことがわかった。

 鋼管の溶接部に傷が見つかるなどして補修したパイプの再検査で義務付けられている水圧試験を行わず、過去のデータを流用して検査証明書を作成していた。

 同社によると、千葉市中央区の東日本製鉄所千葉溶接管工場で、資料が残っている過去5年間に、アメリカ石油協会(API)規格で製造した鋼管約18万9000本のうち再検査対象は2457本で、データの捏造があったという。国内3社と、米国など海外の石油関連会社など38社に出荷されていた。API規格は、パイプなど出荷前の再試験に、超音波探査(またはエックス線検査)と水圧試験を義務付けている。

 同社関係者によると、水圧試験は、長さ数メートルから十数メートルの鋼管に一定の高い水圧を約10秒間かけて変化の様子を測る。従業員10人ほどが2班に分かれ、交代で行うことになっている。

 同工場では超音波探査などは行っていたが、水圧試験では過去の試験データを参考に架空のデータをでっち上げ、品質保証室に「合格した」と報告し、納入先には「GOOD」とした検査証明書を提出していた。

 JFEは読売新聞の取材に、検査の現場責任者らが「超音波探査やエックス線検査で問題がないと確認できた」「過去に水圧試験で異常があったことがなかった」と話しているとしている。同社は、納入先の国内外の企業に対し、データ捏造があったことを説明することにしている。

……………………引用終り


ここは僕が超音波検査他で入っていた工場ではありませんが、検査会社員だった頃に何度か非破壊検査をやりに行ったことのある工場です。

>「超音波探査やエックス線検査で問題がないと確認できた」
水圧試験は内部欠陥検出試験ではないですよね。

>「過去に水圧試験で異常があったことがなかった」
じゃあこれからも大丈夫なんでしょうか。

API規格からは水圧試験が無くなるようです。でも、それを言うのも問題のすり替えでしょう。

ニュースで出てくる「品質保証室」とは東日本製鉄所本体の部署なのだろうと想像していますが、各工場の品証部門に対するチェックが甘かったわけで、「知らなかった」で済む話ではありません。
それは部下の失敗から逃げる上司みたいなものでしょう。

強度的に、あるいは品質的に問題はないとされているようですが、それ以上に大切な信用を失くしましたね。

「おやじ」や「おとな」も含め、権威がどんどん失墜していくのは、教員や警官や裁判官の犯罪と同じ流れなんでしょうか。




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