袖ヶ浦在住非破壊検査屋

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help リーダーに追加 RSS 3月はこの本 「放射線利用の基礎知識」

<<   作成日時 : 2008/03/07 00:19   >>

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今週ずっと、読売新聞には電気事業連合会の原子力発電啓蒙の広告が掲載されている。子供向けマンガクイズ形式で1日1問。この分だと明日は第5問が載るだろう。

一方、産油国が増産しないことになり石油、ひいてはガソリンが値上がりする予想である。
もはやガソリン車から脱却しないといけないということはみんな判っているはず。ハイブリッドも含めてだ。充電式電気自動車も家庭電源から充電しようとしたら発電所で燃料を燃やさないといけない。
石炭?中国から風に乗ってくるのは黄砂だけではない、中国が主に依存する石炭火力の産物である硫黄が日本の製鋼に影響するくらい飛んでくる、あの石炭か?
風力も実は電気を使う。住宅の屋根いっぱいに張ったソーラー発電の効率は?
やはりあとは原子力なのだ。それはもちろん兵器としての原子力ではない。

講談社ブルーバックスから出ている東島和子氏の「放射線利用の基礎知識」を読んだ。
沖縄産ゴーヤが放射線の貢献によって普及した理由にはじまり、生活しているだけで自然放射線を浴びている事実を婉曲的に語ってから、工業、医療、食品等でいかに放射線が利用されているか、その原理とメリット・デメリットを含め丁寧な取材をテンポのいい文章で解説している。
この本は多くの僕のようなフツーの人に読まれなければいけない、と思った。「常識」が書かれているからだ。
いち早く書架に入れた袖ヶ浦市立図書館はエライ。返却後、僕の本棚にも1冊必要な本である。

もはや日本人誰もが放射線の恩恵を知らず受けている。非破壊検査屋さんは放射線を使って社会の安全・安心に貢献している(蛇足)。

原子力という名の向こうにある放射線について語ろうとすれば被爆国日本の「こころ」の問題、周辺諸国の防衛上の問題、それらをひっくるめた政治の問題に言及しなければならないことは承知している(と但し書きをつけておく)。
人生を語っても思想をひけらかすつもりもこのブログを議論の場とするつもりもないので、今日の記事は仕事上放射線を扱っている、しかも次世代を担う(?)子を持つオジサンの乱暴な独り言、ということで。



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